東京にあるリサイクル会社リバーホールディングスの本社ビルは、丁寧なディテールと白い曲線の外観が魅力。 内部のオーガニックな階段空間はガウディを思わせる。形状と空間は、壁と天井から反射している光、構造、空気の流れなどを注意深くシミュレートし、最も快適なワークスペースを作成するために微調整した結果であり、従業員の効率を最適化することにつながります。シミュレーションを繰り返すことで、材料の削減、エネルギーを消費する窓を減らし、建築設備を最小限に抑えています。この建物は、環境に優しい建物であるだけでなく、社会の柱である働く人々の生産性も含めて持続可能な建物であるように設計されています。シミュレーションと最適化は、美しいデザインとより快適な作業環境につながります。これはサステーナビリティへの成功したアプローチのように私には思えます。

（彦根アンドレア）