• 投稿:2021年8月8日
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支部長通信2021 7月号

7月に入ってようやく連日雨が続くようですが、梅雨入りした6月は逆に雨があまり降らなかったので、毎日雨降り詐欺にあっている気分でした。雨が降るか降らないかで、朝の水やりをするかしないか、それによって朝ゆっくりできるか慌ただしいか、我家?いや私にとっては大きな問題で、天気予報では大体毎日夕方から雨予報だった6月後半は、結局ほとんど夕方から雨は降らずで、天気予報を信じて朝の水やりをさぼった後悔となぜ降らないのか?と天気に勝手に腹を立ててみた、そんな6月でしたが、7月は一転、連日激しい雨で、逆に我家の1階のテラスは水浸し(排水溝が小さいため、直ぐに落ち葉などの細かなゴミが詰まるんです。一体誰の設計だか)。そんな他愛ないのない話で7月はスタートさせていただきます。今月はオリンピック開催、蔓延防止解除予定と何かと慌ただしい月になりそうですが、お付き合いください。

7月2日

この前から何度も書いていますが、昨年寝屋川市の広瀬市長に提案した建築賞が創設され、この7月1日より寝屋川市のウェブサイトに掲載されております。行政としては単一団体との付き合いというのは、あまりよろしくないらしく、今回は市から他団体(建築士会、事務所協会ならびに大学)にも声を掛け、審査委員に入ってもらいましたが、JIAからの提案ということもあって、前田茂樹さん(JIAから推薦した審査委員)が委員長を務める形(これもJIAからの要望が通った形です)になりました。寝屋川で施工事例がある方々は、8月31日が締め切りですので、奮ってご応募ください!

寝屋川市 ウェブサイト ねやがわ建築賞
https://www.city.neyagawa.osaka.jp/organization_list/machizukurisuishin/jutaku/kenchikusho/

7月7日

夕方から広報委員会がございました。広報委員会では、既に「table」の次号に向けて、動き始めております。まだ詳細は決まっていませんが、既に楽しみな内容になりそうですよ!昨年から広報委員会の活動が非常に活発になってきています。広報は団体活動の要ですので、今後も広報には力を入れていきたいと思います。ウェブサイトの方はまだまだ課題が多く、困ったものです…。各種委員会、部会の情報が更新されておらず、古いままです。なかには2015年で止まっているものもあり、これらの情報を最新にし、最新をキープするための抜本的な解決策が必要だと感じています。皆さん全員がウェブサイトの重要性を認識し、支部のことを外部の人に発信している重要な情報発信ツールであることを意識して、常に最新であることを委員会、部会メンバー一人一人が心掛けて欲しいと思います。

JIA 公益社団法人日本建築家協会近畿支部 ウェブサイト 広報委員会
https://www.jia.or.jp/kinki/kinki/wp2022/iinkai/kouhou/

JIA 公益社団法人日本建築家協会近畿支部 公式facebookページ
https://www.facebook.com/JIAKINKI/

7月13日

本日は夕方から1年ぶりに四団体(JIA、建築士会、建築協会、事務所協会)会長会議がございました。コロナ以前は3~4カ月に1度のペースで集まっていたようですが、コロナ禍ということもあり、私が支部長に就任して初めての四団体会長会議でした。この趣旨は、互いの団体のしがらみに関係なく、ざっくばらんに意見交換をする場です。建築協会は、安井建築設計事務所の設楽会長が退任され、日建設計の指田さんが新たに会長に就任されました。この場で話し合われた内容は基本口外できないということですので、支部長として、このような会に出席することがあるということのみの報告とさせてください。次回は11月頃開催予定です。

公益社団法人大阪府建築士会 ウェブサイト
http://www.aba-osakafu.or.jp/

一般社団法人大阪府建築士事務所協会 ウェブサイト
https://www.oaaf.or.jp/

一般社団法人日本建築協会 ウェブサイト
http://www.aaj.or.jp/

7月15日

本日も夕方から盛り沢山。協力会員さんによるオンラインイベントの後に関東甲信越支部のオンラインイベントに参加しました。では、先ず協力会員による企業オンラインツアーから。今回は7社の協力企業さんが、1時間(1社辺り数分)の中で自社商品のPRをされました。良かった点は、通常どこかの会社が事務所へ商品のPRに来られると、1時間で1社の話しか聞けませんが、今回は同じ1時間で7社の商品を聞くことができたこと、また、7社を順番に聞くことで、各社の良さが違った視点で見れることだと思いました。各社の立場からすると、持ち時間をもう少し欲しいという意見もあるかも知りません(ないかも知りませんが、そこは私には分かりません)が、私はちょうど良かったと思います。一方で、残念だったことが2点あります。先ず正会員の参加人数が少なかったこと。これは第1回だったからかも知りませんが、今後徐々に浸透していき、参加者が増えることを期待したいと思います。もうひとつは、協力会員さんのプレゼン参加希望が少ないこと。協力会社は100社以上あるのに、このイベントへの参加希望者は20社以下。ということは、残り80社程度の協力会社は、興味がないんですかね…。せっかく会費を払っていただいているのに、積極的に参加しなければ、意味がないように思うんですけどね。私が、その会社の部長なら、どんどん参加してしっかり商品のPRをして受注を取って来い!と、げきを飛ばしますけどねぇ。まあ、これも徐々に増えていくことを期待しましょう。

さて、その次は関東甲信越支部主催のJIAトーク2021です。今回のゲストスピーカーは、ワタリウム美術館、館長の和多利さんです。これまで開催してきた建築展、マリオ・ボッタとの建築創り、現在都内で開催しているパビリオン・トウキョウ2021等、多岐に渡ったお話が聞けて、めちゃめちゃ面白かったです。

JIA 公益社団法人日本建築家協会近畿支部 ウェブサイト
協力会員企業 オンライン紹介ツアー(第一回)
https://www.jia.or.jp/kinki/kinki/wp2022/pickup/13974.html

JIA 公益社団法人日本建築家協会関東甲信越支部 ウェブサイト
JIAトーク2021 『都市と流動性』(ワタリウム美術館CEO 和多利浩一氏)
https://www.jia-kanto.org/kanto/activity_event/lecture/7874.html

ワタリウム美術館 ウェブサイト
http://watarium.co.jp/

7月20日

本日は、平居滋賀地域会長の段取りで終日滋賀DAYでした。午前中は多賀町長を表敬訪問し、お昼ご飯のあとは、中央公民館等をご案内いただき、午後から彦根市長と会いました。その後、滋賀県中部森林整備事務所の担当者と会い、意見交換をしました。多賀町では、地元資源のさらなる積極的な活用方法と、その先を見据えた取り組み、彦根市では、彦根城の世界遺産登録に向けた活動と、それを見据えた街づくりをテーマに話し合いました。彦根市の和田市長は今年の5月に市長に就任したばかりで、これからいろいろと変革を起こさなければならないお立場であることから、直ぐに何かが動き出す訳ではございませんが、今後の可能性を十分に感じました。どうでもいいですが、私と同じ齢でした。勿論こちらは多岐に渡るJIA活動をアピールしつつ、何か協力できることはないかと探りながらやっていますが、まだまだです。今回は平居滋賀地域会長が段取りを付けていただいたお陰で、それぞれの場でしっかりとJIAをアピールでき、非常に有意義な時間だったと思います。これからもできる限り行政に出向いていきたいと思います。

多賀町役場 ウェブサイト
https://www.town.taga.lg.jp/

彦根市 ウェブサイト
https://www.city.hikone.lg.jp/

多賀町長室にて 右から2人目が久保町長

左から2人目が和田彦根市長

滋賀県中部森林整備事務所会議室にて

7月30日

本日は近畿支部大阪建築部会の企画による太田隆信先生の講演会でした。タイトルは「1960年代の大阪で」。なかなか魅力的なタイトルですよね。1950年代後半から1960年代に掛けて作られた大阪市内の有名な建築を幾つか上げるとすれば、新歌舞伎座、新ダイビル、フェスティバルホール、朝日新聞本社、梅田の換気塔、伊藤忠ビルといったところでしょうか。大阪ガスビル、中央郵便局は共に1930年代ですしね。これらの大半は既に取り壊され、建て替わっておりますが、そんな魅力的な建築が多く作られた1960年代において、坂倉建築研究所で設計活動をされていた太田先生の生の声を聞けることは大変有意義でした。しかも久しぶりの対面の講演会です。太田先生は声に張りもあって非常にお元気でしたので、まだまだこれからもお話を聞かせていただきたいと思います。ありがとうございました。

JIA公益社団法人日本建築家協会近畿支部 ウェブサイト
太田隆信講演会「1960年代の大阪で」コートハウス・野外活動センターから中央公会堂へ
https://www.jia.or.jp/kinki/kinki/wp2022/event/13964.html

さまざまな意見がある中、オリンピックが始まりましたね。始まってみると、やはり日本勢のメダルの数が気になる毎日です。そんなことを思いながらテレビを観ていると、アスリート達の競技中の真剣な表情、その後の喜び、悲しみ、さまざまな想いが溢れる彼らの表情を見ていますと、つくづくオリンピックを開催して良かったなぁと感じました(あくまで個人的な意見です)。彼らにとっては4年間、いや5年間、このオリンピックのために頑張ってきた訳です。とてつもなく長い日々ですよ。5年前の自分は何をしていたか?覚えてますか?彼らは5年前から、この日に照準を合わせてやってきたんだなぁと改めて実感しました。凡人の私等はコロナ禍でマラソン大会が無くなっただけで、目標が無くなり、やる気も無くなり、それまで月間200km程度走っていたのに、全く走らなくなり、気付けば10kg近くもブクブクと太ってしまいました。まぁ、そもそも凡人の私とオリンピアンたちを比べる事態が大変失礼な話ですが…。いずれにせよ、オリンピック/パラリンピックは、まだまだ続きますので、彼らのメンタルを少しでも分けてもらえたらと思いながら、引き続き、アスリートたちを応援したいと思います。

近畿支部 支部長 津田 茂

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