JIA近畿支部協力会員企業の最新の取り組みを建築家の視点で「建築家に知ってほしいシリーズ」として全国に紹介しています。

前回のTOTOセミナーでは、「パブリックトイレの「これから」を考える」をテーマに、パブリックトイレの変遷、日本財団による渋谷区内17カ所の公共トイレを新しく生まれ変わらせるプロジェクト「THE　TOKYO　TOILET」の竣工事例、コロナ禍を受けた衛生配慮についてご紹介しました。パブリックトイレが単なる用足しの場でなく「公共空間におけるサードプレイスのひとつ」となってきていることを参加の皆様と共有しました。

2回目のTOTOセミナーは「TOTO×SDGｓ、パブリック空間・レストルームの「新しい選択肢」をテーマにTOTOと建築家とのセッション形式でご紹介します。

1.　TOTO×SDGｓ

「地球上の誰一人取り残さない」というSDGｓの理念は、TOTOがユニバーサルデザインを通じて目指す世界の姿です。TOTOの考えるユニバーサルデザインとは何か？パブリック空間の中でだれにとっても必要不可欠なトイレのユニバーサルデザインとは何か？建築家のコメントを交えてご紹介します。

2.　パブリック空間・トイレのニューノーマルを探る

さまざまな利用者のニーズや実例をもとに、「えらべる」という視点でパブリック空間・トイレのニューノーマルについて考えます。これからのオールジェンダー（男女共用）トイレとは？、「えらべる」という視点で考えるワークシーン（オフィス）のトイレとは？、TOTOと建築家のセッション形式で探ります。

TOTO×建築家

TOTO株式会社レストルームプランナー山戸昌枝・浦川智帆を迎え、コメンテーターとして東京ビックサイトをはじめ数々の公共建築を設計されている佐藤総合計画　チーフアーキテクト河田　健さんに登壇頂きます。

マスターズ委員会委員長　笠井隆司

【コメンテーター】

河田　健（かわた たけし）プロフィール

1967年　兵庫県生まれ

1992年　佐藤総合計画入社　設計室チーフアーキテクト

東京ビッグサイト南展示棟、維新みらいふスタジアム、ナショナルトレーニングセンター等の「大人数が利用する建築」

習志野市庁舎や丸亀市庁舎＋マルタス、といった「市民みんなが利用する建築」

東京入国管理局や財務省本庁舎免震レトロフィットなど政府関係施設といった「豊富な公共建築」

の実績をもつ。

※チラシのDLはこちらから