■ 建築家資格制度の経緯 閉じる


本部建築家資格制度推進委員会制定の「建築家資格制度試行」に関する意見書

■意見─9 (Q&A─建築家資格を取得する人たちへ)より →「該当文章」
  小倉副会長文書より
「UIA基準と同等」という意味は§UIA基準と同じ基準を導入するということでなく、我国の風土に基づいたものであり、かつ世界が認めるレベルであることが説明できるレベルと言う意味です。とあります。しかし「UIA基準と同等」という意味は、原則としてUIAアコードが、UIA総会で採択された内容(基準)に合致させるという意味であると考えられ、UIAの支部であるJIAは採択に従うべきと考えられます。
当然、例えば風土特有の地震など技術的基準は、ローカリティにおいて補完されてよいが、原則的には同じ基準を導入するということであります。
第3段階で、UIAのアクレディテーションを求めるとき、米国はより論理的、合理的な考え方をする国であり、注意が必要と思われます。
見解をお聞かせ下さい。
回答-9(小倉善明)
 

「UIA基準と同等」ということは、全てUIA基準と同じということではなく、等価あるいはより良いという事だと思います。建築が風土に根ざしている点、新しく建築家資格制度を作る点から考えるとUIA基準に習うという姿勢よりも、作り上げたものをUIA基準に照らし合わせる姿勢が必要と考えこのような表現としました。



 
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