土地を購入するには、価格以外にも様々な点に注意しなければなりません。 通勤や通学の利便性、最寄駅へのアクセス、スーパー、コンビニ、郵便局や病院などの公共施設が近隣にあるかどうかなどの様々なことが気になります。

その他、それぞれの土地には、建ぺい率、容積率、用途地域、防火規制、高度地区、風致地区、美観規制、宅造規制、建築協定など様々な建築関係の法規制がかかっています。それらをクリアーするとどのような住宅が建つかを検討しなければなりません。

また、変わった形状や高低差のある土地などは、一般的には建物が建ちにくいと思われるかも知れませんが、価格が安価で、その個性的な形状を生かして、そこでしかできない素晴らしい住宅ができることもあります。

このようなことから、土地を探す段階から専門家とりわけ建築家にアドバイスを受けることで、建築（住宅）の設計に繋がる、有用で総合的判断のできる土地選定が可能になると思われます。

一生に一度の買い物が間違いのないものになるよう、十分な事前相談が望まれます。