トップページへ

建築家は、日々の実務から学ぶことはもちろん、社会の変化や将来に向けて自ら学び続けることが求められています。また、3.11以降、建築家の役割、目指すべきものにも変化が現れることでしょう。そうした意味でJIA建築セミナーには大変意義深いものがあるといえます。私たちは、JIA建築セミナーの伝統を引き継ぎ運営委員のみなさんとともに、新たな視点でリードします。
莫大な情報に出会いながら、実際には無意識のうち見過ごされ、通り過ぎてゆきます。その中にある「アウェアネス=新たな気づき」の発見が、新しい次の展開につながります。社会の変化を受けた建築の可能性を探るためには、参加する方々が、日常身のまわりのアウェアネスを大切にして自分なりの新たな発見をしてほしいと思います。そのために私たち自身が、共に学びたいテーマを見つけ、受講生のみなさんといっしょに体験し、感じ、考え、話します。現地で見学したり、体験したりすることで、実感をもったより深い議論につながると考えます。JIA建築セミナーでなにかを発見しましょう。

JIA建築セミナー2012スケジュール2012年7月7日─2013年3月吉日

開講 7月7日[土]17:00–SHIBAURA HOUSE(妹島和世設計、広告製版社運営)にて
集合‼ 2012年セミナー生・OB・講師の皆さん
 ソーシャルデザイン
ソーシャルデザインとは何か。他分野で活躍する方々とのワークショップを通じて、建築に求められる、社会との多角的・継続的な関わり方を学びます。
7月14日[土]14:00–ワークショップ「ソーシャルデザイン入門/おカネの仕組みとヒトを動かす企画(仮)」広瀬郁[トーンアンドマター代表、東北大学大学院非常勤講師]
7月21日[土]14:00–ワークショップ「ソーシャルデザインの話をしよう」兼松佳宏[greenz.jp編集長]、太刀川英輔[NOSIGNER代表]
7月24日[火]19:00–「新しいローカルイノベーション」田村大[東京大学i.schoolディレク
ター、博報堂上席研究員]
 The JAPAN
話題の浅草文化観光センターを見学し、隈研吾氏の講義を聞きます。次に、無名の職人による日本の民衆的工芸品『民芸』の調査・収集で知られる柳宗悦の日本民芸館(1936年)と木造の自邸を見学し、日本を再考します。
8月4日[土]13:00–「浅草文化観光センター」(隈研吾設計)の見学
8月7日[火]19:00–「演題未定」隈研吾[建築家、隈研吾建築都市設計事務所]
8月土曜日日本民芸館と柳宗悦自邸の見学・講義杉山享司[日本民芸館学芸部長]|「バーナード・リーチ展」[6月19日─8月26日]開催中
 人間を取り巻く新しい環境
情報空間は拡張するとともに実空間との重なりを強め、私たちの行動や認識を支援し、デザインがコントロールする領域を変化させています。拡張現実(AR)の最先端を切り開く研究室を訪問し、一線で活躍するデザイナー・プログラマーから現在進行形の話を聞きます。
9月15日[土]14:00–「Augmenting Space & Humans: 実空間と人間の未来を考える」暦本純一[東京大学大学院情報学環教授、ソニーコンピュータサイエンス研究所副所長]|東京大学駒場リサーチキャンパスの暦本研究室を訪問
9月18日[火]19:00–「デザインエンジニアリングの現場から」田川欣哉[デザインエンジニア、takram design engineering]
9月25日[火]19:00–「コンピュテーショナル・デザインと建築─環境シミュレーションやコンピュータ・サイエンスを利用した新しい建築デザイン」濱野慶彦[エーエーラボ(AALab)代表、東京理科大学建築学科非常勤講師]
 北海道の建築
北海道に拠点を置く五十嵐淳氏の自邸(矩形の森)とアトリエなどを見学し、お話を伺います。昨年日本建築学会賞を受賞した「岩見沢駅」、60年代の名作「上遠野邸」などの見学も企画中。北海道の厳しい自然環境に建つ建築を体感し、風土に根ざした建築のあり方を考えます。
10月(調整中)見学・講義五十嵐淳[建築家、五十嵐淳建築設計] (企画中)
10月(調整中)見学・講義西村浩[建築家、ワークビジョンズ] (企画中)
 建築家の現在
建築の価値が多様化する中で、常に注目を集める建築家のデザインに対する姿勢と仕事への取り組み方から、これからの建築家像を探ります。
10月21日[日]軽井沢見学・「設計の現場で考えたこと」堀部安嗣[建築家、堀部安嗣建築設計事務所]
10月30日[火]19:00–「可能性のデザイン(仮)」谷尻誠[建築家、SUPPOSE DESIGN OFFICE]
 生きられた家
阿部勤氏、山本理顕氏によって1970年代80年代につくられた自邸を含む住宅4件を見学。その場所に身をおき、生きられた時間を感じながら、当時考えたこと、時間を経過して考えること、現在考えていることなどをお聞きする、貴重な機会です。
11月4日[日]「美しヶ丘の家」「私の家(阿部氏自邸)」の見学(阿部勤設計)
11月4日[日]「心との関わり」阿部勤[建築家、アルテック]|阿部邸にて
11月17日[土]「GAZEBO(山本氏自邸)」「スタジオステップス」の見学(山本理顕設計)
11月17日[土]「地域社会圏」山本理顕[建築家、山本理顕設計工場]|スタジオステップス にて
 ありふれた木造─木造建築のつくられ方
エコロジーの浸透や材料技術の発展にともない、古くて新しい素材・技術である木材の利用が進んでいます。一方、普及した木造建築は、古今東西において人々の生活に溶け込んできた、安価で身近な素材・技術でもあります。様々な木造建築を実践してきた構造家と建築家の視点から、木造の可能性を見直します。
12月(調整中)|長谷木記念幹(内井昭蔵設計)ほか、木材展示場の見学
12月(調整中)|「古今東西の建築に学ぶ、新しい木造の世界」対談:山田憲明[構造家、山田憲明構造設計事務所]、中山章[建築家、中山章建築研究室、東洋大学建築学科非常勤講師]
 東日本大震災後の現在
東日本大震災から1年以上経過しているが、断片的な情報は入ってくるものの正確な所は解っていません。宮城県(手島浩之氏)及び福島県(阿部直人氏)で活動する建築家、計画学の立場からの大月敏雄氏、逃げ地図を発表した日建設計有志、それぞれの立場から、東日本大震災後の「今」を伝えます。
2月5日[火]19:00–「宮城と福島の問題点─現地からの提言」対談:手島浩之[建築家、都市建築設計集団/UAPP]、阿部直人[建築家、ARCHI STUDIO/阿部直人建築研究所]
2月19日[火]19:00–「復興と住まい」大月敏雄[東京大学大学院准教授]
2月23日[土]19:00–「『逃げ地図』の意味(仮)」羽鳥達也[日建設計]
[最終回特別公開講座]
詳細は追って、お知らせ致します。
2013年3月吉日「演題未定」槇文彦[建築家、槇総合計画事務所]
   

JIA建築セミナー2012募集案内2012年7月7日─2013年3月吉日開催 CPD申請中
定員
40名
受講資格
当セミナーに興味のある方、若手設計者ほか
講習期間
2012年7月7日─2013年3月吉日
見学会等の集合場所・時間ほかは、追ってお知らせします。
会場
JIA館(原則)
住所─東京都渋谷区神宮前2-3-18 電話─03-3408-8291
交通─地下鉄銀座線外苑前徒歩8分
JR千駄ヶ谷駅徒歩10分|JR原宿駅徒歩12分
受講料
一括払い:140,000円(分納、ご相談承ります)
見学・宿泊等の交通費、食費等は実費となります。

申込み方法
受講希望者は氏名・住所・連絡先(TEL/FAX/E-mail)を明記し、事務局までFAXか、郵送にてお申込下さい。追って、ご連絡いたします。なお、都合により変更になる講座もありますので、予めご承知置き下さい。
主催

社団法人 日本建築家協会関東甲信越支部
企画運営
社団法人 日本建築家協会関東甲信越支部JIA建築セミナー実行委員会
JIA建築セミナー事務局(担当:佐藤由巳子)
申込み・問合せ先
社団法人 日本建築家協会関東甲信越支部
JIA建築セミナー事務局
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2-3-18 JIA館4階
TEL 03-3408-8291  FAX 03-3408-8294



COPYRIGHT (C) THE JAPAN INSTITUTE of ARCHITECTS KENCHIKU SEMINAR