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JIA建築セミナー2008 6月10日開講

建築を「立体的」に考えよう
「ヨコのトモダチ」をつくろう
JIA建築セミナーは1978年創設以来継続されてきた、JIAのさまざまな企画の中でも歴史のある連続セミナーです。これまで内藤廣、北山恒、大野秀敏の各氏が実行委員長を勤めてきました。
今年度から私たち2人が引き継ぎましたが、これまでの精神を継承しつつも、今年度の実行委員メンバーでなければできない企画を立案し、JIA建築セミナーでなくては実現不可能な内容を準備しました。
日本社会はどうしても「タテ社会」(中根千枝)で「タコツボ」的(丸山真男)です。ひとたび社会人になると、「ウチ」のことはわかるけれど「ソト」からは徐々に遠ざけられ、切り離される傾向にあります。JIA建築セミナーの「プロジェクト」に参加し、「セミナー」の時間を共有することで「ヨコのトモダチ」をつくりませんか? JIA建築セミナーでえられた「ヨコのトモダチ」はあなたの人間関係ネットワークの拡大に大きく貢献するはずです。
今年は8つの「プロジェクト」を構成しました。セミナーはフィールドトリップ、講演会、対談、ワークショップなどの多様な形式とし、受講生のみなさんが建築を「立体的」に考えるための場を提供します。月ごとのプロジェクトには基本テーマをあたえ、それに関連するセミナーを、原則として、月3回用意しました。実務をこなしながら忙しい時間をやりくりしてセミナーに出席しようという意欲ある皆さんの時間を考慮し、毎回のセミナーは独立した形式としてあります。仮にひとつのプロジェクトに関わる3回のセミナー全てをカバーできなくても充分知識の蓄積になるよう構成を工夫したつもりです。各プロジェクトは実行委員自身が参加したいものばかりを集めました。
また、本セミナーはふだんの仕事とは違ったところでの人のつながりを深める貴重な体験であると考えています。そのような「ヨコのトモダチ」の交流もセミナーの重要な目的ととらえ、レセプションや一泊二日のワークショップもスケジュールに組み込んであります。オープニング・レセプションは「水の街・東京」にふさわしい、飯田橋のお堀に浮く「カナルカフェ」としました。そしてフィナーレは「クリエイティブ・シティ横浜」にゆかりある中華街を考えていますので、奮ってのご参加を期待しています。では6月にカナルカフェでお会いしましょう。
JIA建築セミナー実行委員長 木下庸子+渡辺真理


スケジュール   2008年6月10日─2009年2月8日
開講式

6月10日[火]19:00−
飯田橋「カナルカフェ」にて

プロジェクト1 「多摩美術大学図書館建築(設計:伊東豊雄)のすべて」
  01 6月14日[土]13:00− 見学
  02 6月17日[火]19:00−21:00|建築家のコラボレーション:
伊東豊雄[建築家]、佐々木睦朗[構造家]
  03 6月24日[火]19:00−21:00|インテリアとしての布と家具:
安東陽子[テキスタイルコーディネーター・デザイナー]
藤江和子[家具デザイナー]
プロジェクト2 「クライン・ダイサム@倉庫コンバージョン」
  クライン・ダイサム・アーキテクツ(KDa)はアストリッド・クラインとマーク・ダイサムの2人が率いるデザイングループ。住まいも商業施設も彼らがかかわるとパンチとウィットの利いたKDa的な空間へと変容する。今回は彼らが手がけた芝浦のコンバージョンを手がかりにKDaのデザインの魅力と方法を探ると同時に倉庫コンバージョンの今日についても学習する。
  04 7月12日[土]13:00−15:00
東運ビル(TBWA HAKUHODOが入る)の見学と倉庫コンバージョンの仕組み:池田浩大(トーウン)、河田洋平(イーソーコ)ほか
  05 7月15日[火]19:00−21:00 KDaの仕事:
アストリッド・クライン[建築家]or マーク・ダイサム[建築家]
  06 7月22日[火]19:00−21:00 TBWA HAKUHODOの構造
ほか、コンバージョンを仕掛ける:依頼中
プロジェクト3 「今日の住宅設計に共通する課題はあり得るか」
  07 9月13日[土]13:00−原邸見学
  08 9月16日[火]19:00−21:00 鴨長明『方丈記』を皆で読んで:
原広司[建築家]、植田実[編集者]
  09 9月27日[土]14:00− 森山邸見学
  10 9月30日[火]19:00−21:00 ボルヘス『エル・アレフ』を皆で
読んで:原広司、西沢立衛[建築家]
プロジェクト4 「リゾートする意味」中央工学校軽井沢南ヶ丘山荘(1泊2日)にて
  わが国の代表的リゾートの軽井沢で、広々とした南が丘山荘に泊まって、リゾートの意味を考える。星のやの設計に関与した東さん、長谷川さんから直接的なコメントをもらえるのも有意義だろう。ワークショップの内容はまだヒミツである。
  11 10月11日[土] 星のやほか:
東利恵[建築家]、長谷川浩己[ランドスケープ・アーキテクト]
  12 10月12日[日] ワークショップ:
木下庸子[建築家]、渡辺真理[建築家]
プロジェクト5 「ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展の現在」
  第11回のヴェネチア・ビエンナーレ建築国際展のために、日本館は初のコミッショナー・コンペを実施し、「extreme nature」のプロジェクトを掲げ、われわれのチームが勝利した。自然や環境の関係、そして展示のシステムも問いを投げかける、意欲的な「始まりの建築」がどのように完成したかを報告する。
  13 10月14日[火]19:00−21:00 日本館の展示コンペにいかに
勝ったか。そして各国はどのような展示をしたか:
五十嵐太郎[建築史・建築批評家]
  14 10月21日[火]19:00−21:00 今回の「建築」について:
石上純也[建築家]
プロジェクト6 「日本と海外/プラダブティック青山店を可能にしたもの」
[2005年度建築学会作品賞]
  日本とヨーロッパの最先端の分野を集結させて完成されたプラダブティック青山店。意匠的にも技術的にも非常に難易度の高いこの建物が文化や考え方の壁を越えて、完成されるまでの試行錯誤の道のりを意匠、構造、防災の観点から振り返る。
  15 11月4日[火]19:00−21:00 異なる意匠的価値観を日本に持ち込むために:
菊地宏[建築家、元ヘルツォーク&ド・ムーロン建築事務所]
  16 11月11日[火]19:00−21:00 地震国日本でのデザインコンセプトの具現化:中井政義[竹中工務店先進構造エンジニアリング本部]、
菊地宏
  17 11月18日[火]19:00−21:00 建築家の発想を可能にした防災技術:
吉田克之[竹中工務店設計本部]、菊地宏
プロジェクト7 「自然との共作/植物素材を使って造形する」
  ポンピドー・センター初代館長故ポンテュス・フルテンのコレクション[スウェーデン、ストックホルム近代美術館]にも作品が入る講師リーガ・パング氏は長くロサンゼルスで活動。図面から離れ、植物を使って造形する楽しさを学ぶ。
  18 12月9日[火]19:00−21:00 自然と共作するとは:
リーガ・パング[アーティスト]
  19 12月23日[火・祝] ワークショップ:リーガ・パング
プロジェクト8 「クリエイティブ・シティ横浜」
  20 1月20日[火]19:00−21:00 今、なぜクリエイティブ・シティか
(仮):北沢猛[東大教授、元横浜市都市デザイン室]
  21 1月27日[火]19:00−21:00 「公設民営」の新しい可能性─
バンカートの活動から:池田修[BankART1929 代表]
  22 2月8日[日]横浜見学中華街の歴史:
林兼正[横浜中華街発展会理事長]

募集案内    2008年6月10日─2009年2月8日開催CPD申請中
講座名
JIA建築セミナー2008
定員
40名
受講資格
当セミナーに興味のある方、若手設計者ほか
講習期間
2008年6月10日─2009年2月8日
見学会の集合場所・時間、及び土曜日開催の時刻は追ってお知らせします。
会場
JIA館(原則)
住所─東京都渋谷区神宮前2-3-18
電話─03-3408-8291
交通─地下鉄銀座線外苑前徒歩8分
JR千駄ヶ谷駅徒歩10分|JR原宿駅徒歩12分
受講料
一括払い─140,000円(税込み)
分納─160,000円
見学・宿泊の交通費、食事代等は実費となります。
申込み方法
受講希望者は氏名・住所・連絡先(TEL/FAX/E-mail)を明記し、事務局までFAXか、郵送にてお申込下さい。追って、ご連絡いたします。なお、都合により変更になる講座もありますので、予めご承知置き下さい。
主催
社団法人日本建築家協会関東甲信越支部
協賛
ロンシール工業株式会社
企画運営

(社)日本建築家協会関東甲信越支部
JIA建築セミナー実行委員会
[実行委員長]木下庸子、渡辺真理
[実行委員]石井大五/石川静/遠藤政樹/大成優子
下吹越武人/田口知子/田中俊行
中辻正明/保坂猛/丸目明寛
(五十音順、敬称略)
[JIA建築セミナー事務局]佐藤由巳子
申込み・問合せ先
(社)日本建築家協会関東甲信越支部
JIA建築セミナー事務局
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2-3-18 JIA館4階
TEL 03-3408-8291|FAX 03-3408-8294






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